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従業員を退職させないために…まずは理由の把握から!

ビジネスにおいて、ヒトは非常に大切な財産です。
とくに中小企業などのスモールビジネスを展開している企業においては、従業員一人ひとりがいかに成長してくれるかが、企業としての事業成長に大きな影響を与えます。

ですので、貴重な人財が会社に定着しないというのは、非常に深刻な問題なのです。

「せっかく育てた従業員が、次々と辞めてしまう」
「期待している従業員ほど、辞めてしまうのはなぜ?」

こんな悩みや不安を抱えていらっしゃる経営者・マネジメント職のみなさまと一緒に、
今回は、従業員の退職の原因の本質を探っていきたいと思います。

従業員が退職する本音とタテマエ

そもそも、従業員が退職をする際、そのメンバーが抱えている本音を把握できていますか?
やりたいことが見つかった!などといったプラスな理由で退職をするメンバーを見ると、退職理由はそのメンバー自身の考えやビジョンにあり、会社として改善することは特にないと捉えてしまうかもしれません。

しかし、エン・ジャパン社の調査によると、実際の退職者は、退職理由に「本音」と「タテマエ」を使い分けていることが発覚しました。

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タテマエに書かれている内容は、「実際に退職者が言っていた!」と、心当たりのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、そのような理由を述べていた退職者の中には、本音を隠しているという人もいたかもしれません。

実際に、本音として多かった退職理由は、「報酬を上げたい」という給与面に関する不満、次いで人間関係に対する不満でした。
これらの本音に関しては、本人の責任だけでなく、会社としても改善すべき点が多々考えられます。

この「本音」を知ること、そして向き合うことが、非常に重要です。従業員を退職させないための組織をつくることこそが、事業成長のスタートラインとなります。


「従業員の本音」どうやって引き出すの?

では、どうやって従業員の本音を引き出すのか。
実際に、弊社で行っている施策について紹介していきます。


01 組織サーベイの定期的な実施

※組織サーベイとは
 会社・上司・部署といった項目に対して、従業員が答える匿名アンケートのこと。(現在弊社では、相互尊重や相互承認のカルチャーが醸成しつつあるため、匿名ではなく記名で実施しています)

組織サーベイは一度だけ実施するだけでなく、定期的に行うことがポイントです。
弊社では四半期ごとにサーベイを実施することで、社内で起きている問題点や改善点をいち早く把握できるように心がけています。

組織サーベイは、人間で言うところの「健康診断」と同じです。健康診断を一度実施して病気が見つからなかったとしても、その時が良ければずっと健康、というわけではありませんよね。
ですので、健全な組織であり続けるために、定期的なサーベイを実施することでミスジャッジ・ミスリードを防ぐことが、組織サーベイの目的となります。

サーベイを実施する方法は大きく分けて2つあります。一つは、サーベイを専門に取り扱っている企業のシステムを取り入れることです。サーベイ結果がより詳細に分析されたり、導入している企業と自社とを比較することもできます。
また、他社と比べて、自社はどのような点が優れ、そして劣っているのかが客観的に分かるという点は、非常に大きなメリットです。

もうひとつの方法は、自社でフォームを作成して実施することです。自社ならではの質問項目を作ることができますので、社外のシステムにはない、自社独自の取り組みや施策に対する、メンバーの本音を知ることができます。

経営業務を行っていると、現場が見えにくくなることは仕方ありません。だからこそ、各種サーベイをうまく活用しながら、従業員が抱えている本音を吸い上げられるよう心がけてみてください。


02 オピニオンボックスの設置

※オピニオンボックスとは
 社内メンバーが匿名で、会社に関する意見をいつでも自由に発信できるシステムのこと。

オピニオンボックスは、全メンバーが匿名でいつでも意見を発することができるという点がポイントです。

サーベイでは定期的かつ決まった質問項目に対して、メンバーが答えるという流れですが、オピニオンボックスの場合は、「組織改善」や「事業成長」に関する建設的な意見を、固定された質問項目にとらわれずに投稿できる場になります。
時には、組織改善に向けて、経営陣のミーティングでは出てこなかったようなアイデアが、オピニオンボックスを通じてあがってくる可能性もあります。
ぜひこのシステムは今すぐにでも取り入れて欲しいところです。


社内メンバーは経営陣が思っている以上に、心の中では「こうしたい」と思っていることがあっても、それをうまく表現する機会や場所がなく、モヤモヤ感を抱いていることが多いです。
そのため、組織サーベイやオピニオンボックスといった施策を行うことは、社内を円滑に回すためには必須と言っても過言ではない取り組みになります。

実際に、弊社はこのクラウドご意見箱というシステムを使っています。
https://qa.v3v.jp/#

江戸幕府の目安箱のような形でもいいでしょう。


本音の吸い上げができれば、課題が明確になる

従業員の本音を知ることで、組織が抱えている課題の本質と向き合うことができるということが、なによりも最大のメリットだと考えます。

課題の本質が分かれば、解決策も明確になり、組織としてやるべきことがハッキリします。
そして、やるべきことが分かれば、経営陣は適正な指示を出せて、事業成長につながっていくという流れが自然と構築できます。

トップダウンとボトムアップを循環させる「循環型経営」の実現には、まず「従業員の本音」を引き出すことが第一歩です!

【注意】実行する際のマインドセット

今回ご紹介した施策を実施する際に、経営陣の方に必ず心がけていただきたいことがあります。それは、心理的安全性を必ず担保することです。

前述したとおり、組織サーベイやオピニオンボックスは、必ず匿名にすることをおすすめします。なぜなら、実名だと、メンバーが本当に言いたいことが言えなかったり、あるいは少し言葉を濁したような表現でしか発信してくれなくなる恐れがあるからです。

そしてもうひとつ。回収したサーベイやオピニオンボックスの内容に関して、書いている文章や内容から、発信源のメンバーを推測することを絶対にしないことです。
仮に一度でも特定をすると、その噂はすぐに出回りますし、一度そうなってしまうと、メンバーはいかなる手法を使っても本音を言わなくなってしまうかもしれません。

匿名と決めたからには、経営陣も匿名の意見として取り扱うマナーは忘れないでおきましょう。


まとめ

退職を防ぐこと、そして事業成長につなげるためには、従業員の本音に耳を傾けることが絶対です。本音を引き出すためにも、ぜひ今回ご紹介した方法も試してみてください。

例えば、先述した「組織サーベイ」に関しては、Googleフォームを使えば比較的簡単に作成することもできます。その際、項目を作って満足度を5段階あるいは10段階で評価してもらいましょう。評価が数値で示されると、どの項目に課題があるのかがひと目で把握しやすくなりますので、数値で評価してもらえるようなフォームがおすすめです。

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現在OGSでは、従業員と経営陣の認識ギャップについて調査した資料を無料ダウンロードいただけます。

実際に、従業員の本音と、経営陣の認識との間にはどれくらいの乖離があるのか。ぜひこちらの資料で、「認識ギャップの現実」をご覧になってください。

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循環型経営とはなに?っていう疑問にお答えできるよう、公式サイトには資料をダウンロードできるページがございます。ぜひ一度見にきていただけると嬉しいです。

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