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リーダーに抜擢すべき人の特徴とは?

こんにちは、OGSコンサルタントの深石です。

「リーダーシップ」は、会社経営や組織マネジメント、事業推進において非常に重要な要素となり、チームビルディングや信頼関係、メンバーのモチベーションにまで影響を及ぼします。

この記事を書きながら、私自身もまだまだリーダーシップを体現できていない面が多々あり、日々その不足と向き合いながら、どうすれば今以上にリーダーシップを発揮し、体現できるかを考えています。

今回は、この永遠のテーマでもある「リーダーシップ」について整理していきたいと思います。

組織は「リーダー」で決まる

「組織はトップの器以上にならない」という言葉は、京セラ創業者であり、JALの名誉会長でもある稲盛和夫氏のものです。

稲盛和夫氏は数々の著書の中で、

組織やチームを牽引するリーダーの言動次第で、その組織やチームは生まれ変わりもするし、没落の道を辿ることもある

と言われています。

これは組織のトップである社長や経営陣に限らず、部門や部署であれば部長や課長などの責任者、チームやプロジェクトであればチームリーダーやプロジェクトマネージャーも同様です。

組織には単位(部署やチーム)があるため、このそれぞれの単位のトップ(リーダー)がいかに優秀か、魅力的か、生産的か、によって単位の業績や生産性は劇的に変わります。

組織の中で、特に役職者については、自分自身のリーダーシップがどのレベルなのかについて常に自問自答をし、リーダーに必要となる要素を高め続けていく責務があると私は思っています。

リーダーシップとマネジメントの違いとは?

経営の神様と称されるドラッカー氏は、リーダーシップとマネジメントを下記のように定義しています。

リーダーシップとは、組織の使命を考え抜き、それを目に見える形で明確に確立することである。リーダーとは目標を定め、優先順位を決め、基準を定め、それを維持する者である。
マネジメントとは、組織に成果を上げさせるための道具、機能、機関である。マネージャーとは、組織の成果に責任を持つ者である。

このリーダーシップとマネジメントという言葉は、会社組織の中でもよく混同されがちな言葉かもしれません。JAL再建にあたった稲盛和夫氏が、京セラから役員2名を連れて行った話は有名です。

この役員2人のうちの1人で、稲盛和夫氏の側近中の側近と言われる大田嘉仁氏が執筆した書籍「JALの奇跡」の中でも、再建当時のJAL組織内で、リーダーシップとマネジメントが混同して認識されていたことによって、リーダー教育の必要性に対して反対をされたり、リーダー育成に苦労したりしたことが実際に起きていたことが記されています。

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「JALの奇跡」は、2010年に経営破綻したJALが、いかにして再生して、奇跡の復活を果たすかまでを綿密に描いたノンフィクションです。JALの奇跡の再生は、稲盛経営哲学の集大成とも言えるものです。「JALの奇跡」を読むと、なぜ、不可能と言われたJAL再生はわずか1年で可能になったのか?ということが明確になります。

経営者だけでなく、今からの会社を担う若きビジネスパーソンなどにもおすすめしたい書籍でしょう。

リーダーシップとマネジメントの違いを問われて、実際に明確に回答できる人は意外に少ないかもしれません。しかし、経営陣や役職者であれば、リーダーシップとマネジメントを混同しないでしっかりとそれぞれの内容を理解し、常に自分自身を高めていく必要があります。

また、このリーダーシップとマネジメントについてはWEB上でも多くの記事が見受けられますが、この2つの違いを端的に表現すれば、下記のように定義できると思います。

リーダーシップ:
明確なゴールとその意図(目的)を指し示し、関わるメンバーを牽引する
マネジメント:
ゴール(目標)を達成するために必要な仕組みづくりや管理を遂行する

リーダーシップとマネジメントはどちらが大事?!

では、組織運営や事業推進において、リーダーシップとマネジメントはどちらが重要なのでしょうか?結論としては、当たり前ですがどちらも重要となります。

人それぞれ、生まれ持った性格、過去の経験、そして得意・不得意な領域などはいろいろであるため、リーダーシップに長けている人もいれば、マネジメントに長けている人もいます。

ここで大事なのは、自分自身はどちらが強くてどちらが弱いのか、ということを正しく理解することであると思います。そして、もっと大事なのは、弱いと感じる方の要素をいかに強化していけるか、です。

私自身は、仕組みづくりや企画設計、目標管理や時間管理などのマネジメントについては比較的強い方だと思う(あくまで自己評価ですが)一方、明確なビジョンを示し、相手をモチベートしつつ私自身が先頭を突っ走ってチームをガンガン牽引していくようなリーダーシップについては不足していると思っています。

この不足している部分から逃げることは簡単ですが、それでは成長はないため、この不足している部分としっかりと向き合って、リーダーシップを強化していくために常に自己研鑽していこうと日々行動しています。

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リーダーに必要な要件とは?

では、リーダーにはどのような要件が必要なのでしょうか?ここでは、リーダーに必要な要件についてご紹介します。

ビジョナリーであること
リーダーには、チームが今後追い求めていくべき未来像、成し遂げたいゴールや目標を明確化することが求められます。また、短期的な時間軸だけではなく、中長期的な時間軸でチームがどのような状態を目指すべきかを明確化することが重要となります。

人は、目指すべきゴールが明確な場合と曖昧な場合では、集中力に大きな差が生じます。

また、ゴールの質も重要です。

つまり、ワクワクするようなチャレンジングなゴールや、絶対に成し遂げたい!と思えるようなゴールを設定することによって、一人一人のパフォーマンスにも大きな差が生じます。

チームをモチベートできること
これも非常に重要な要件となりますが、単純に目指すべき目標やゴールを明確化しても人は動きません。人は誰しも感情があり、感情が動くことによって行動が促される仕組みになっています。

つまり、目標や数値などのロジックだけが明確になっていてもダメであり、重要なのは、なぜその目標を目指す必要があるのか?という意図意味の伝達、その目標を達成した先にはどのような状態が待っているか?という具体的イメージの共有、みんなで力を合わせて壮大な景色を一緒に見よう!という熱量や熱意です。

このようなヒューマニズムというか、人間性というか、リーダーのこのような部分に人の感情や心が動き、チームへの貢献意欲(エンゲージメント)も醸成されていくと思います。

ロジックを超えるものは感情であり、ロジックを導き出すのも感情です。しかし、感情でマネジメントすることはダメであり、このような組織は崩壊の道をたどります。

そのため、決して混同してはいけませんが、メンバーの心を動かし、チームに一体感を与え、パフォーマンスの最大化を図れるか否かはリーダーの言動にかかっています。

自ら率先垂範し、困難から逃げないこと
最後の要件としては、やはりリーダーは自ら「行動」をすることです。そして、リーダーは、たとえ失敗しても、困難が立ちはだかっても、そこから逃げないで真摯に向き合い、また未来に向けて改善し、そして成功するまで行動をやり抜くことが求められます。

「言うは易く行うは難し」です。

誰よりも愚直に、誠実に、他責にしないで困難へ立ち向かっていくリーダーの姿を見ることによって、「リーダーがここまでしているのであるため自分もやらなければ!」ということでメンバーにも動機づけが生まれます。
これがチーム全体に伝播していくことによって、全員が「やり抜く・やり切る・やり遂げる」チームに変化していくことができると思っています。

まとめ

今回はリーダーシップについて考えてみました。ここでご紹介したように、リーダーシップに関しては私自身も不足していると感じており、永遠に追い求めていくゴールなきテーマであると思っています。

そして、ここでご紹介した以外にも必要な要素は多々あるかと思いますが、少しでもリーダーシップを体現できるように今後も自己研鑽に励んでいきます。

皆さんもぜひ、リーダーシップを追求していただければと思います!


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