人事評価制度の導入を成功に導くために絶対に欠かせないポイントとは?
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人事評価制度の導入を成功に導くために絶対に欠かせないポイントとは?

従業員の数が増えてきたり、事業が成長していくに伴って「組織や人」の課題を解決する必要性が出てきます。

この「組織や人」に対する課題解決策として、多くの経営者の方が検討される手段の一つに人事評価制度の導入があります。

人事評価制度の導入によって業績向上や従業員のモチベーションアップなどの効果が期待できますが、どのような制度を導入して評価をすれば良いのかと悩まれる方が大変多いです。

人事評価制度はただ制度を構築すれば良いものではなく、誤った設計や導入をしてしまうことで、反対に組織の低迷やモチベーション低下を生み出す原因にもなりかねません。

この記事では、諸刃の剣になりかねない人事評価制度の導入に失敗せず成功に導くために抑えておくべきポイントについて解説していきます。

人事評価制度とは?

人事評価制度とは、仕事に対する成果を評価する制度のことで、組織と人材が成長していくための手段の一つです。

人事評価制度は一般的に、成果を評価する「業績評価」や技術や資格などを評価する「スキル評価」、働きぶりや貢献度を評価する「社内サーベイ」など、複数の評価を軸に設計されます。

評価の基準は各企業によって様々ですが、従業員の仕事における成果や会社への貢献度を評価して、報酬や等級に反映させるための指標を設定して査定を行います。


なぜ、人事評価制度が必要なのか?

会社にとって絶対に評価制度がなければ経営できないかというと、実はそうでもありません。

ある調査で中小企業の人事評価制度の導入状況を調べたところ、従業員が10名以下の会社では、約80%近くの企業が人事評価制度を導入していないと回答しています。

しかし、従業員の数が10名を超えてくると、経営者が直接仕事ぶりを管理する事は至極困難になりますし、正しい評価を行うことができないと社員の離脱を生む原因にもつながります。

つまり、事業を成長させていこうとすると、必ずどこかのタイミングで組織や人の壁に当たることになります。

もっと事業を大きくして優秀な人材を採用したり、社員の離脱を防ぐためにはマンパワーではなく、組織として機能するための組織力強化が必要です。

人事評価制度は組織力を強化し、事業を成長させていくためのモノサシであり、組織の土台とも言える大変重要な要素であります。



人事評価制度を導入するメリットについて


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では実際に人事評価制度を導入する事で、どのようなメリットが生まれるでしょうか?

公平公正な評価をすることで、生産性やモチベーション向上が期待できる。

公平公正な評価がされることで、仕事に対するモチベーションが向上し、目標達成に向けて自発的な業務改善が促されて結果的に生産性アップにもつながります。


会社への帰属意識が深まる。

評価基準が明確になることで、どんな結果を残せば評価をされて昇給や昇格につながるのか、自身が求められている役割や成果も明確に知ることができます。

達成した評価が昇給や昇格に反映されることで、自己重要感も高まり会社への帰属意識も高まるといった好循環が生まれてきます。

人材の離脱防止や採用強化につながる。

仕事の成果や頑張りを明確な基準の元に評価することで、退職に寄る離脱を防いだり、正しい評価制度が導入していることは優秀な人材の確保にもつながります。

そのためには、組織図と各役職や職種での役割、人財要件の明確化を図る必要があります。

人事評価制度でありがちな失敗について。


事業を大きく成長させるために欠かせない人事評価制度ですが、導入しても期待していたように機能しない、失敗をしてしまうケースがあります。

評価制度の導入に失敗してしまう原因ですが、ほとんどの場合が次の3つに該当しています。


職種によって評価が不公平になってしまう。

営業職など仕事の成果が数字に表しやすい職種の場合は、等級や報酬との連動を明確にしやすいですが、事務職や技術職のような職種の方は評価しづらく曖昧になってしまいがちです。

評価が曖昧になってしまうと、何をどう頑張れば評価されるのかわからず、不平不満を招く原因になります。


個人によって評価が不公平になってしまう。

評価する側の主観や感情が評価に反映してしまい、不公平を生み出す原因となるケースです。

どうしても頑張っている社員や自分が可愛がっている社員に対して、情が入ってしまい贔屓目に評価をしてしまう場合もあるかと思います。

しかし、そのような評価をしてしまうと他のメンバーからは当然のように「上司の好き嫌い」によって評価していると捉え、不平不満を生んでしまう原因になります。


評価制度の導入でモチベーションを下げてしまう。

会社をより良くしようと考えて導入した評価制度のはずが、反対に社員からの反発や混乱を招いてモチベーションを低下させてしまうケースがあります。

評価の基準が曖昧で不平不満が生じてしまったり、制度導入の理解が得られないまま導入を進めてしまって発生する事もありますので、注意が必要です。

もしすでに人事評価制度を自社に導入している企業でも、事業成長に結びついていない、実績と評価が連動していないと感じている場合は、この3つのいずれかに当てはまっている可能性があります。

人事評価制度の導入を成功に導くために抑えておくべき事

人事評価制度の導入を成功に導くためには、仕事の成果を数値化しづらい内勤者などの職種でも定量化し、成果を数値化して図れるようにしましょう。

また、評価基準を明確にするために主観による評価ではなく、公平なモノサシで評価をする事です。

特に導入失敗のリスクを避けるためには、いきなり導入を進めるのではなく、人事評価制度を導入する意図と目的、スケジュール感に関して必ず伝えたうえで進める事です。

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ただ意向を伝えるのではなく、認識のギャップが生じないように正しい理解が得られるまで少し時間を掛けてでも丁寧に伝えていく事がとても重要となります。


人事評価制度を導入する目的は何か

評価制度の導入は評価を受ける側にとっては、待遇や環境が悪くなるなど、自分にとって不利益を被るのではないかと言う不安や恐怖心を抱いてしまうため、評価制度導入に対して大きな抵抗感が生まれます。

全メンバーに評価制度を導入する理由について、正しい認識と理解を得るために公平公正な評価制度がないと、将来どうなってしまうのかをしっかり導入前に伝えるようにしましょう。


評価制度の導入の目的は次の3つです。


1 組織とメンバーの相互成長を見出すため

2 利益を公平に分配するため

3 事業や組織の目的を体現するため


この3つを必ず抑えるようにしましょう。


人事評価制度を設計する前に導入する目的は何か、何のために導入するのかを導入前に明確にしておく事が何よりも重要です。

目的がハッキリしないまま人事評価制度を導入してしまう事で、却って混乱を招いてしまったり、モチベーションを低下させてしまう場合があります。

人事評価制度はあくまで会社と個人が成長していくための「手段」であるため、人事評価制度の設計・導入することが目的化してしまわないように注意しましょう。

公平公正な評価はOGSの人事評価制度にお任せ下さい。

今回は人事評価制度の導入を成功に導くために抑えておくべきポイントについてご紹介しました。

事業を大きく成長させていくと必ずどこかのタイミングで組織や人の壁に直面するときが来ますが、成長のモノサシである人事評価制度の導入は、最適な解決策の一つに挙げられます。

しかし、導入に失敗して従業員の反発を招いたり、かえってモチベーションの低下を生んでしまうケースもあり、導入する前に評価制度を導入する目的について明確化しておくことが大変重要となります。

今回の記事であげたよくある失敗事例や、評価制度の導入を成功に導くためのポイントを理解し、正しい順序やスケジュール感で設計運用を進めていただければと思います。

OGSでは会社の目指す方向や目的に合わせて人事評価制度をカスタマイズできるようにし、公平公正な定量化が図れる制度設計と、自社でPDCAを回して運用し、自走化できる企業へと導くコンサルティングを得意としています。

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