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限定的な事実と偏見による判断は評価の質を下げる

大坂なおみ全米OP優勝と「7枚のマスク」

先日、テニスの全米オープンで見事優勝した大坂なおみ選手が、1戦1戦の入場時に着けていたマスク(計7枚)が注目を集めました。

皆さんもこのニュースは既にご存知かもしれませんが、過去に黒人差別により亡くなった方の名前をマスクに記し、「人種差別」に対する抗議(意思表示)をしたわけです。

「人種差別」問題ー。

この問題を追求しようと思えば、歴史と併せて考えていく必要がありますが、今回は、なぜ【差別】が起こってしまうのか?その本質要因の部分にフォーカスしようと思います。

では、「差別」とは一体どんな定義ができるでしょうか?

Wikipediaでは、

「特定の集団や属性に属する個人に対して、
 その属性を理由にして特別な扱いをする行為である」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%AE%E5%88%A5

と定義されています。


つまり、一部の限られた情報や事実をもとに主観的な判断や見解(偏見)をし、それに応じて扱いや言動を区別すること。

これが差別であると私は考えます。

人種差別でいえば、「肌の色」という一部の事実だけで、相手の特性を決めつけ、それに応じた応対や言動をするわけです。

この文脈には2つの重要な要素があります。

まず1つ目は「部分的」や「限定的」な事実のみで全ての判断をしていること。

そして、2つ目は「主観」や「偏見」による判断がなされているということ。

ただ、この2つの要素をよくよく見つめ直してみると、私たちのかなり身近に存在している要素であることがわかります。

私たちは、自分自身が見えている視界や視野、視点から入ってくる情報や、自分自身が過去に経験した事実をもとに様々な主観的判断をします。ただ、その判断の基になっている事実や情報や経験というのは、ほんのごく一部に過ぎません。

にも関わらず、自分の見ている、得ている情報があたかも「全て」であるかのように錯覚してしまうとどうなるか。

自分と異なる価値観や考え方に対して「不満」や「憤り」を感じ、相手が「間違っている」と、批判したり否定したりする結果にもなります。

つまり、「差別」というと何か大それたことのように捉えてしまいますが、その本質はたった2つの「限定的」な事実と「偏見」による判断に集約され、それは私たち誰しも身近に存在しているのです。

これは、組織においても全く同じです。

この上にあげた2要素が常態化している組織は、「評価の質」が低くなります。評価の質が低い組織は、当然ながら正しい成長は見出せません。

そのためにも、ぜひ、組織としての明確な基準づくりやルールづくりを強く推奨します。


OGSの人事評価シートは、以下から無料ダウンロードができますので、
ぜひ参考にしてみてください。

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